◆令和元年度の新村出賞などの受賞者

令和元年度の新村出賞などの受賞者が下記のとおり決定しました。

新村出賞

肥爪 周二 氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)

  • 『日本語音節構造史の研究』汲古書院2019年1月

研究奨励賞

植田 尚樹 氏(大阪大学言語文化研究科/日本学術振興会特別研究員)

  • 『モンゴル語の母音―実験音声学と借用語音韻論からのアプローチ』
    京都大学学術出版会2019年3月
  • 「中国語・内蒙古語・モンゴル語の語頭閉鎖音におけるVOTの差異」
    (『日本言語学会第157回大会予稿集』2018年)
  • ‘Voice Onset Time of Word-Initial Stops and Affricates in Khalkha Mongolian.’
    (Journal of the Phonetic Society of Japan 22(2),2018)
  • 「モンゴル語ハルハ方言の語頭阻害音の対立におけるF0とF1の特徴」
    (『言語記述論集』10号2018年)
  • ‘Pitch Patterns of Phrases in Khalkha Mongolian.’
    (Phonological Studies 20,2017)

北﨑 勇帆 氏(高知大学人文社会科学部講師)

  • 「複合動詞「であれ」「にせよ」「にしろ」の変遷」
    (『日本語の研究』12巻4号2016年)
  • 「訓点資料における動詞命令形式の放任用法」
    (『訓点語と訓点資料』140輯2018年)
  • 「順接仮定条件的に用いられる命令形式の成立と展開」
    (『国語国文』87巻5号2018年)
  • 「「~(よ)うと」の一群の成立と展開」
    (『日本語文法』19巻1号2019年)

山口 響史 氏(愛知淑徳大学初年次教育部門常勤講師)

  • 「補助動詞テモラウの機能拡張」
    (『日本語の研究』11巻4号2015年)
  • 「テイタダクの成立と展開」
    (『国語国文』85巻7号2016年)
  • 「近世後期における補助動詞テモラウ―上方語・江戸語の対照―」
    (『名古屋大学国語国文学』110号2017年)
  • 「近世を中心とした受身文の歴史―非当事者の受身の発達とその位置づけ―」
    (『日本語文法』18巻2号2018年)

刊行助成金

該当者なし