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◆平成30年度 新村出賞・新村出研究奨励賞・刊行助成金ご応募・ご推薦のお願い

  • 当財団では、京都大学において言語研究を進めて言語学の発展に貢献され、また『広辞苑』を編纂され、それらの功績によって文化勲章を受けられた新村出博士を讃え、言語学・日本語学及びこれに関連する研究を奨励・促進するため、新村出賞、新村出研究奨励賞ならびに刊行助成金を設け、言語学・日本語学及びこれに関連する研究業績の著しい個人または研究団体に対して贈呈いたしております。
  • 本年度もそれぞれの規定に則って候補を公募いたしますので、ホームページ掲載の応募要項をご覧の上、ご応募あるいはご推薦をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。本年度より以下の項目に変更がありますのでご留意ください。
  • 応募締切日、本年6月30日(消印有効)です。
  • 新村出賞の応募対象となる業績は、平成28年4月1日から平成30年3月31日までに刊行されたものとします。
  • 新村出研究奨励賞の対象となる業績は平成30年3月31日以前に刊行されたものとします。
  • また本年より印刷した応募要項ならびに応募の書式は配布しないことになりました。応募要項については財団ホームページをご覧ください。書式もホームページからダウンロードしてお使いください。
  • 以上ご案内、お願い申し上げます。

平成30年3月
一般財団法人 新村出記念財団

平成30年度公募規程

  • 平成30年度 新村出賞の公募規程→こちら
  • 平成30年度 新村出研究奨励賞の公募規程→こちら
  • 平成30年度 刊行助成事業の公募規定→こちら

◆平成30年度新村出賞の公募規程

  1. 授賞の対象となるものは、言語学・日本語学及びこれに関連する分野における個人又は団体の研究活動で、刊行された研究業績とする。
  2. 受賞者には本賞(賞状)及び副賞(賞金100万円)を贈呈する。
  3. 公募の候補研究業績は、選考委員会において審査の上、授賞を決定する。
  4. 審査される研究業績は、応募又は推薦によるものとする。当該業績は同時に他の賞に応募していないものに限る。なお推薦の場合は被推薦者本人の了承を得たものであることを必要とする。
  5. 審査対象となる研究業績は1件とし、平成28年4月1日から平成30年3月31日までに刊行されたものであること。(従来の規定「6月30日までに発表されたもの」が変更になっていますのでご注意ください。)
  6. 研究者の年齢および国籍は問わない。
  7. 応募・推薦に際しては、審査資料として研究業績2部と別紙様式による「研究者の略歴」(団体の場合はその団体の経歴)(様式1-1)、「主たる研究業績目録」(様式1-2)、及び応募・推薦理由書(様式1-3)を添えること。なお、「研究者の略歴」・「主たる研究業績目録」は研究者(団体の場合はその責任者)自身作成のものであること。提出された研究業績の1部は返却する。
  8. 提出の研究業績については、日本語による要約(様式自由、A4用紙使用、800字程度)をつけること。
  9. 研究奨励賞と併せて応募することはできない。
  10. 日程など
    • 応募方法:応募は郵送によるものとする。
    • 受理締切日:平成30年6月30日。(消印有効。昨年より一ヶ月早くなっていますのでご注意ください)
    • 受賞者発表:平成30年11月初旬(予定)
    • 贈呈式:平成30年11月23日(祝) 於 御所西 京都平安ホテル
  11. 提出先:
    • 〒603-8156 京都市北区小山中溝町19
    • 一般財団法人 新村出記念財団
    • 新村出賞選考委員会事務局
    • TEL: 075-411-9100、FAX: 075-411-9101
    • E-mail: s-chozanアットcronos.ocn.ne.jp
      (「アット」を半角「@」に置き換えてください)

平成30年度 新村出賞の審査資料について

◆平成30年度新村出研究奨励賞の公募規程

  1. 研究奨励賞の対象となるものは、言語学・日本語学及びこれに関連する分野における個人又は団体の研究活動とする。
  2. 新村出研究奨励賞は3件以内とし、受賞者それぞれに賞状及び研究助成金60万円を贈呈する。
  3. 公募の候補研究業績は、選考委員会において審査のうえ授賞を決定する。
  4. 審査される研究業績は、応募又は推薦によるものとする。当該業績は同時に他の賞に応募していないものに限る。なお推薦の場合は被推薦者本人の承認を得たものであることを必要とする。
  5. 応募者は、規定の書類に略歴(様式2-1)、研究の現状及び将来の研究計画の概要(様式2-2)を記入し、刊行された研究業績(研究に直接関係のある著書、論文、紀要、研究発表の要旨等で平成30年3月31日以前に公表されたもの)の抜刷、写し等各2部を提出すること。抜刷などは返却しない。但し、業績中に単行本がある場合は、1部は返却する。
  6. 提出業績の用語が日本語でない場合は邦文要約(様式自由、A4用紙使用、800字程度)をつけること。
  7. 応募に際しては、研究指導者等の推薦状を添えること。(様式自由、A4用紙使用)。
  8. 研究者の年齢・国籍は問わないが、将来性のある研究者であることが望ましい。
  9. この研究助成金による研究の成果は公表し、その旨を明らかにすること。
  10. 新村出賞と併せて応募することはできない。
  11. 日程など
    • 応募方法:応募は郵送によるものとする。
    • 受理締切日:平成30年6月30日。(消印有効。昨年より一ヶ月早くなっていますのでご注意ください)
    • 受賞者発表:平成30年11月初旬(予定)
    • 贈呈式:平成30年11月23日(祝) 於 御所西 京都平安ホテル
  12. 提出先:
    • 〒603-8156 京都市北区小山中溝町19
    • 一般財団法人 新村出記念財団
    • 新村出賞選考委員会事務局
    • TEL: 075-411-9100、FAX: 075-411-9101
    • E-mail: s-chozanアットcronos.ocn.ne.jp
      (「アット」を半角「@」に置き換えてください)

平成30年度 新村出研究奨励賞の審査資料について

◆平成30年度刊行助成金の公募規定

    1. 助成の対象:言語学・日本語学の範囲で資料的な価値のあるもの、例えば、語彙論的調査結果、語彙目録、方言集、用語用字索引、方言地図、資料、資料目録、資料複製翻刻、研究者伝記資料などで、その刊行が商業的に困難と認められるもの。
    2. 対象の選定:公募により、選考委員会において審査のうえ、助成金の交付を決定する。
    3. 応募の期限:本年6月30日までに、申込書類等を財団事務局へ送るものとする。
    4. 助成額: 総額は100万円を限度とする。受賞者複数の場合は等分とする。
    5. 助成の条件
      • 助成金受領後一年以内に刊行される見通しが確実であること
      • 助成申請時、原稿が整っていること
      • 助成を受けた刊行物に、当財団の助成を受けたことを明記すること
      • 刊行部数に制限はないが、財団と協議の上必要部数を財団に寄贈すること
      • 助成金の使途は、おおむね原稿最終整理、版下、製版、印刷の範囲とし、広告費、郵送料等は含めないものとすること
      • 内容を異にするものの刊行に流用しないこと。もし助成された対象の刊行が不可能になった場合には、すみやかに財団に連絡し、助成金の全部又は一部を返却すること
      • 刊行までの総費用に対して他の機関からも援助を受けることは妨げない
    6. 助成申し込みの書類要項等:
      • 申請者の略歴(様式3-1)
      • 申請者の氏名、刊行の概要、刊行の目的と意義、刊行書の内容、刊行計画、助成金を必要とする理由・助成金の使途、助成希望額等を記した申請書(様式3-2)
      • 出版予定原稿のコピー。出版後返却する
      • 出版社(印刷所)等による見積書(様式3-3)

      ※ 新村出賞・新村出研究奨励賞と併せて応募することはできません。

    7. 日程など
      • 応募方法:応募は郵送によるものとする。
      • 受理締切日:平成30年6月30日。(消印有効。従来より一ヶ月早くなっていますのでご注意ください)
      • 交付発表:平成30年11月初旬(予定)
      • 贈呈式:平成30年11月23日(祝) 於 御所西 京都平安ホテル
    8. 提出先:
      • 〒603-8156 京都市北区小山中溝町19
      • 一般財団法人 新村出記念財団
      • 新村出賞選考委員会事務局
      • TEL: 075-411-9100、FAX: 075-411-9101
      • E-mail: s-chozanアットcronos.ocn.ne.jp
        (「アット」を半角「@」に置き換えてください)

平成30年度 刊行助成金の審査資料について

◆秋の色

大阪新聞 昭和27年9月16日
新村 出

早いとおもった今年の秋が遅々としてぐずつくありさまなのは毎々ながら、もう庭の秋海棠もらんまんをすぎそろそろコスモスも早さきなのは開きそめて、モズの高鳴きをさそいかける。

夾竹桃から百日紅や百日草それと交錯してムクゲの白とうす紫、フヨウもおなじ二た色、どの花々も白に対して赤系統のものが、対立するのは自然の配合の妙だ。コスモスでもそうだが、朝顔となると夕顔と違って一層色彩がゆたかである。万葉集における秋の七草の色彩や容姿の取りどりなのもうれしいが、とりわけ萩を愛した万葉人は、現代人には想像がつきかねよう。その萩にも白があるが、私はむしろ白萩を愛する。秋の感じとしては、白萩の方にかたむく。ムクゲでもフヨウでも白をとりたい。天明の俳人が、七夕をよんだ句に白フヨウを星に見たてて、

星の精や八日にさける白ふよう

とよんだ佳句を毎年このごろ感嘆せずにはおかない。

万葉のアサガオは、後世のそれとは違ってキキョウをさすのだと、今はもう定説になってしまったが、しかしそのキキョウは白か紫かとせんぎしていくと、常識でも植物学上でもまあ紫の方だと推定し得よう。少くとも感じの上からは、眼のさめるばかりのあざやかさを持つ紫の方だと私は信じたい。もし白だとしても、万葉人の感覚には、存外あざやかに眼に映じたかもしれない。むろん主観的に判断しては良くない。夕顔は白ばかりだから論はないが、紫一色に限るとすれば、初めから論はない。月草、また露草とも、異名や方言が少くない所の、あの愛すべき野草にも、白があるといって、この夏に人からもらって庭にそだてておいたが、花がさかないうちにむしりとられた。山のリンドウなど紫一しきかもしれぬ。これらの場合、大てい、白の方は、後代の園芸化によるのかも知れぬが、植物学にも、色彩学にも、両々通じたゲーテにも、こんな花の変白論とでも称すべきものが残されたかどうか。

観念論からや、象徴主義から見てゆくと、秋の色は白だといってよいはずだ。春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒、と古代のシナ人は五行説から、こんな該当を試み、四季や四方などに向って、おもしろい象徴的な当て方をした。しかして、中央の色を黄となし、青、黄、赤、白、黒の五色を定めた。黄は国土の色である。

青春に対して白秋とか素秋とかの熟語が存するが、雅号にも称されて人の知るが如くである。去来の名句に

秋風や白木の弓に弦はらん

とは、現代人にはぴんとこないけれども、万葉の初めの方の長歌をみればすぐこの句の妙味はわかるはずである。

(京都大学名誉教授・文博)

◆ざくろ―ジャクロ―「セキソウ」と

NHK京都放送局開局五周年の記念放送として行われた「草木の愛」と題する新村出博士講演の原稿の一部

(ただし、博士の自筆ではないようである。また、NHK京都放送局に問い合わせたところ、開局は昭和7年6月とのこと。新村出記念財団 理事 吉野政治)

ざくろ―ジャクロ―「セキソウ」と

字音より来る。其れは(チガヤ、ツバナのチ・ツが純日本的)とは反対に、物も名も外国的、異国的なり。日本語で、コジツケル学者もあれど、字音の語は疑いなし。

その原名は「安石楷」。支那の古伝説によれば、漢の武帝のとき、(紀元前二世紀)博資候張騫が西域=支那のずっと西の方中央亜細亜、北の方より持帰れりとのこと。歴史上確実トハイヒガタシ。

むろん史記、漢書にはその事なし。後漢以後の詩文、辞書に其の名あらはる。第三世紀(魏)の字書にものせらる。第二世紀の初の許慎の『説文』にはなし。百年後、三国の魏のときに『広雅』に載す。とにかく支那にては、正確なる文献にては第二世紀より第六七世紀まで、唐以前の、六朝迄の文献では、間々出て来れど、初めは、日本及西洋から見る場合と同じく果物(くだもの)としてのザクロを記載し、花の観賞をするやうになりしは、多少後世においてのことなり。「花よりダンゴ」でいたし方ありません。

西洋にては、(エジプト、アッシリアの彫刻にあらわれてくるのと)旧約聖書に出てゐるのを除き、ギリシャ――ホーマーの『オデッセイ』に載ってゐるのを除くと、紀元前三世紀のギリシャの植物志、紀元後第一世紀の植物学書に出てゐるのを古しとする。支那よりも百年乃至四百年古し。ホーマーに遡れば、否西洋では千年以前も古しといふべし。

つまり、ザクロの原産地は西亜(ペルシャ小亜)より、地中海の東部沿岸諸国(ギリシャ・バルカン半島)にて野生のものが、今尚存するよし。此の文化植物の歴史は、西洋の言語学者、東洋学者中にはすぐれた研究者が少くない。今より二十二年前のこと、日本にては大正四年(一九一五)、故人桑原隲蔵の研究尤も注意すべし。

西人の研究にては石榴は、ギリシャ語の Poapo-α の音訳、音を写したものとせしが、それもギリシャに於る外来語にて、古くペルシャ語かセミチ語なりといふ説。とにかく「榴」は支那の漢語にてはなく、外国語なることは争はれぬ。日本の日葡辞書で、国語の「ザクロ」を Roman Asameira と記せしが、ポルトガル語の Ro- といふ語、それは、中世アラビア語から入りしものにて、その Roはザクロの「ろ」と同じであるのは面白い事であります。

「安石」は中世ペルシャの地名その「安」の字を略す。「榴」「ざくろ」には、漢名の異名は随分多い。日本では近世「イロダマ」(色玉)といふ名があるさうだが、梅雨中にさく為「ツユ花」といふさうである。

花を「延年花」と古く唐時代か少し以前からいへり。和名抄に残ってゐる。果は仏教「吉祥花」といふのはその果の「多子(子多し)」なるによる。これは元来必ずしもザクロではなかつたやうである。

果実の功能についてはいふべき事あれど、今日は花を主とする故、略す。日本でも、支那、西洋と同じく、花を愛賞するに至つたは、他の草木の場合と同じく、昔は薬用、食用を第一とし、観賞は第二であった順序である故、相当おくれる。

日本への渡来の時期は不明。(往路朝鮮を経て支那からか、支那から直接か不確。)その時期は、奈良朝にも及ぶかと思ふと、明徴を欠く。万葉、古今の歌にもない。平安朝の中期の初(延喜天暦)にも万葉のツバキの歌ほザクロと誤解して「古今和歌六帖」の中に取扱ひしことあり。鎌倉の初、室町の中程にも、遊戯的によんだ歌はあれど、いづれも花を詠ぜしにあらず。平安中期以後の辞書にもあれど、果を主とす。日記類の文面に散見するもみな果実のみ。

花を賞美せし文献は、室町時代の中期(文明年中)一条兼良の八季往来を初めとするか。それとても夏の花の最終に附け加へたるにすぎず。尤もそれより卅年ほど早く花の伝書にも「ざくろ」の名丈みえてゐる。(十四世紀の初期、末期英国にザクロの名がみえ始めるよりも第十五世紀(応仁の乱前後のこと)百年遅れてのこと。)

徳川初期、即ち今から三百年前にあたる寛永年間の俳書に於てはもはや花を賞美したことが盛にあらはれている。歌人よりも俳人の方が、古くは一歩先んじてゐる。

拙劣なる貞徳派の末流の句(語呂あはせ)

見るかへて扨もみたしや花ざくろ(花ヲ愛シタコト)

それよりはよいのに

色や火焔、妻戸の前の花ざくろ
さみだれの茂みが中のハナザクロ

この頃より、「花ザクロ」が俳諧の「季題」となって、俳諧の方式を作る所の書物にも登録されてゐますが、それも単に新に加へられたといふ丈なり。元禄以後にも蕉風の許六の「百花譜」にすらあつかってゐない程です。芭蕉には俳句に一句もなきか、及其門下にも名句も残ってゐない。

○讕言(花のいろいろ)明治卅一年三月

人の心もや倦む頃の天に打対ひて青葉のあちこち見ゆる中に、思切つゝる紅の火を吐く柘榴の花こそ眼ざましけれ。人の眼をひくあはれさのありといふるもあらず、人の眼をおどろかす美(うる)はしきのありていふにもあらねど、たゞ人の眼(まなこ)を射る烈しさを有てりといふべき。

許六の「百花譜」(風俗文選)にはその花を逸せり。惜むべし。

◆平成29年度 新村出賞、新村出研究奨励賞の受賞者

新村出賞

早津恵美子氏
(東京外国語大学大学院国際日本学研究院教授)

  • 『現代日本語の使役文』(ひつじ書房 2016年10月刊)

新村出研究奨励賞

市村太郎氏
(常葉大学教育学部講師)

  • 「副詞『たいそう』の変遷―近代語を中心に」
    (『国文学研究』第167集(2012))
  • 「副詞『ほんに』をめぐって―『ほん』とその周辺」
    (『日本語の研究』10巻第2号(2014))
  • 「雑誌『太陽』『明六雑誌』における程度副詞類の使用状況と文体的傾向」
    (『日本語の研究』11巻第2号(2015))
  • 「洒落本における『いっそ』と『いっこう』」
    (『近代語研究』第19集(2016))

刊行助成金

  • 該当者なし

◆平成29年度 新村出賞などの贈呈式と学術講演会のお知らせ

平成29年度新村出賞、新村出研究奨励賞の贈呈式ならびに学術講演会を下記の通り行います。贈呈式、講演会とも公開で行います。入場は無料です。一般の皆様のご来場をお待ちいたします。

  • 日時 平成29年11月23日(木曜日・祝日)14時30分より
  • 場所 御所西 京都平安ホテル(京都市上京区烏丸通上長者町上ル 075-432-6181)。会場への地図は→ 新しい窓へこちら
  • 第1部 贈呈式 14時30分~16時
    • 平成29年度新村出賞、新村出研究奨励賞の贈呈
  • 第2部 学術講演会 16時~17時
    • 演者 木田章義(新村出記念財団理事・京都大学名誉教授)
    • 演題 「させていただきます攷――日本語と日本文化――」

皆様のご来場をお待ちいたします。

◆出張講義の講義内容

講師派遣については、「お知らせ」をご覧ください。

  • 題目:「天草本イソップ物語エソポのハブラスを読む
    講師:浅野敏彦 氏 (大阪成蹊短期大学名誉教授)
    内容:室町時代に来日したポルトガル宣教師たちの日本語学習教科書として作られたイソップ物語を、新村出翻字『天草本伊曾保物語』(岩波文庫)で読みながら、室町時代の日本語、新村出博士のことばの解釈を見ていきます。
  • 題目:「語源説のウソとマコト
    講師:遠藤邦基 氏 (奈良女子大学名誉教授)
    内容:ネコ(猫)は、「ヨク」を語源とする(名語記)とか、奈良は韓国語の「ナラニ(国)」を語源とするなどという俗説を批判し、語源を考える上での論理的な方法論を紹介します。
  • 題目:「源氏物語や百人一首を平安時代の発音で読む
    講師:遠藤邦基 氏 (奈良女子大学名誉教授)
    内容:同じ言葉でも、平安時代と現代とでは発音が異なることがあります。「花」は「ファナ」、「風」は「カジェ」であったなど、具体例を挙げて発音やアクセントの変化を説明します。
  • 題目:「キエフと古代ロシア国家の成立
    講師:佐藤昭裕 氏(京都大学名誉教授)
    内容:京都市の姉妹都市でもあるウクライナの首都キエフの初期の歴史について、中世ロシアの年代記『過ぎし年月の物語』に基づいて語ります。
  • 題目:「スラヴ語の文字について
    講師:佐藤昭裕 氏(京都大学名誉教授)
    内容:ロシアから東ヨーロッパにかけて広く分布するスラブ諸民族の言語を総称して、スラヴ語といいます。このスラヴ語を書き表す文字がどのように成立したか、その事情について語ります。
  • 題目:「外来語の世界
    講師:玉村禎郎 氏 (杏林大学教授)
    内容:日本語における外来語の特徴や諸問題についてお話します。
  • 題目:「人間の言語能力を探る
    講師:吉田和彦 氏(京都大学教授)
    内容:私たちは、頭・心の中にある思い・考えなどを言葉に託し、音声や文字にのせて相手に伝え、また相手から受け取ります。人間に固有のこの言語能力について、考えたいと思います。

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